【大学院の学費】お金はいくら?【安く抑える方法も/奨学金制度】

大学院に行くか悩んでいる人「大学院の学費を教えてほしい。大学院に行くのはお金の面からどうなの?もっと安く押さえる方法はないの?」
このような悩みに答えます。また本記事で解説する学費は大学院2年間分、つまりは,修士課程までのものになります。
本記事でわかること
- 大学院の学費を国立・公立・私立大学院別に解説
- 大学院に行くべき理由【結論:生涯年収が学部卒と圧倒的に違う】
- 大学院に安く通う方法
大学院の学費を国立・公立・私立大学院別に解説

大学には大きく分けて、国立・公立・私立という違いがあります。この分類の基準は以下の通り。大学院も同様です。
'国立大学は国立大学法人、公立大学は公立大学法人、私立大学は学校法人が運営'
【大学情報】国公立大学と私立大学の違いは何?学費?受験科目?より抜粋
運営する団体の規模が違えば、学費も変わりそうというのはなんとなく想像しやすいのではないでしょうか。ここからは国立・公立・私立大学院別に学費の解説を行います。
先に全てをまとめた学費についてグラフにしたものを掲載します。

※入学試験のための受験料は省いています。
※国立・公立に関しては保険の教科書をもとに作成
※一部例外あり、私立大学院に関しては文部科学省のH29調査結果をもとに作成
ここからはそれぞれの内訳について詳しく見ていきます。
国立・公立大学院の学費
入学料 | 授業料 | 総額(2年間) |
282,000円 | 535,800円 | 1,383,600円 |
上述の通りの学費でして、そのほかにも大学院入試のために試験料が3万円かかります。
私立大学院の学費
入学料 | 授業料 | 施設整備費 | 総額(2年間) |
210,086円 | 743,629円 | 72,688円 | 1,770,032円 |
上記の通り。こちらは430の大学院の平均値を出したものであるため、目安としてお考えください。
大学院に行くべき理由【結論:生涯年収が学部卒と圧倒的に違う】
ここまでご覧いただいた皆さんは
「やっぱり大学院に行くのってものすごくお金がかかるな、、、」
と感じたのではないでしょうか?確かに学費は決して安くはないという事実はありますが、結論として大学院はお金の面だけからだけ言えば行くべきだと思います。
生涯年収に差が出る
学部卒と、大学院修士課程を卒業した両者を比較するとこんな感じ。つまり、長い目で見ると大学院に進学した方がいいということになります。

こちらは以下の記事より抜粋しておりますので、学部卒と修士卒の給与面について気になる方はご覧ください。
»【大学院卒】の給料は?学部卒と比較して解説【初任給も】の記事はこちら
まとめ:大学院に学費を押さえながら通おう
最後に裏技とも言える大学院に安く通う方法を紹介します。2つあり前者がおすすめです。
学費を抑える方法
- 奨学金制度を利用する
- アルバイトなどでお金を稼ぎながら学生生活を送る
上記の通り。両者についてはそれぞれ別記事で解説を行っていますので、気になったものについては以下からご覧ください。
本記事はここまでになります。ご覧いただきまして誠にありがとうございました。
また今回の記事をはじめとした大学院に関する記事はこちらの【大学院とは】入試から生活までを現役旧帝大学院生が網羅的に解説した記事にまとめられています。大学院入試から大学院生活のことまで網羅的に記事を展開していますので、気になる方はご覧ください。