【Python変数】定義・宣言のやり方【注意点までを徹底解説】

Pythonの変数の使い方に悩んでいる人「同じ計算や数値を何度も行うのが面倒で変数を用いて繰り返し使えるようにしたい。その際に注意すべき点は?」
こういった疑問に答えます。
本記事でわかること
- 変数とは何か(読み飛ばしOK)
- 変数の使い方【とても簡単にできます】
- 変数名をつける際に注意すべきこと
【Python変数】定義・宣言のやり方【注意点までを徹底解説】

変数とは何か
変数とは「値」や「文字」を入れる箱のこと
つまり変数に、自分の使いたい値や文字を入れておき、使いたい時にはそれを呼び出すことでいつでも使えるというわけです。
少し語句の説明をします
変数を用いる時には上述のように箱に値や文字を「入れる」ことと、変数を「呼び出す」ことが必要になります。それぞれに名前があります。
- 箱に値や文字を「入れる」こと:代入
- 変数を「呼び出す」こと:参照
また変数の名前を決めることを定義と言いますが、pythonでは定義と代入が同時に行われます。ここからは使い方を見ていきましょう。
変数の使い方【とても簡単にできます】
使い方はこうです。以下は定義と代入のやり方です。
変数名 = 値や文字
実際にサンプルコードを見ると理解しやすいです。
hensu1 = 'あいうえお' //定義と文字列の代入
print(hensu1) //参照
//あいうえお
hensu2 = 50 //定義と数値の代入
print(hensu2*2) //参照
//100

「とても便利だけど、変数名は勝手に決めちゃっていいの?」
変数名は基本的には自分で決めた変数名で構いませんが、いくつかルールがあります。
そちらについての解説を行っていきますね。
変数名を決める際に注意すべきこと
変数名のルール
- 予約語は使わない
- 数字で始まってはいけない
- 「__」で始めてはいけない(アンダーバー2つ)
- 小文字で始める
- 複数の単語を用いる場合にはスネークケースを用いる
上から3つめまでは絶対に守らなければいけれないルールですがそれ以降は推奨されているルールです。

「予約語とスネークケースっていう言葉がピンとこない。」
そうですよね。補足します。
予約語
予約語はPythonが使う、あらかじめ決められた変数(関数)名
これは35個ほどあります。以下のサイトで予約語は解説されていますが、確認の必要はあまりないかと思います。この後みなさんが学ぶことになるifやwhileなど(他にも)を避ければ良いです。
スネークケース
複数の単語を合わせて1つの変数とする場合に「_」で繋ぐ方法
具体的にはこんな感じです。
redとcolorを合わせた変数名にしたい→red_color
他にも間を繋ぐ方法はいくつかありそれぞれ違う名前で呼ばれます。
- アッパーキャメルケース:大文字にして繋ぐ(RedColor)
- ロワーキャメルケース:小文字でつなぐ(redcolor)
- チェインケース:「-」で繋ぐ(red-color)
スネークケースさえ覚えておけば大丈夫です。
まとめ
本記事では変数について解説しました。本記事の重要な点を再掲します。
変数とは
変数とは「値」や「文字」を入れる箱のこと
変数の定義と代入のやり方
変数名 = 値や文字
変数名のルール
- 予約語は使わない
- 数字で始まってはいけない
- 「__」で始めてはいけない(アンダーバー2つ)
- 小文字で始める
- 複数の単語を用いる場合にはスネークケースを用いる
本記事は以上になります。