【Python】bool関数【組み込み関数】

Pythonで組み込み関数に悩んでいる人「pythonの組み込み関数がたくさんあるけど今はbool関数について知りたい。bool関数の使い方を教えて欲しい。」
こういった疑問に答えます。組み込み関数についてまだ理解が浅い方はこちらの組み込み関数についての記事を参考にしてください。こちらを読むことで、組み込み関数とはなにかがわかります。
本記事でわかること
- bool関数でできること
- bool関数の使い方
- bool関数の応用
【Python】bool関数【組み込み関数】

本記事ではbool関数についての解説を行います。本記事ではbool関数が何かという解説から基本的な使い方までを解説していきます。
bool関数とは何か
bool関数は条件式が正しいかどうかを返す関数です。なのでbool関数からの返り値は基本的には「True」か「False」のいずれかになります。
bool関数の基本的な使い方
bool関数で条件式の判定を行う際のテンプレートが以下になります。
テンプレート
関数名 = bool(条件式)
bool関数を用いたサンプルコードが以下になります。
a = 10
b =bool(a == 10) #カッコ内はaが10に等しいかどうかの条件式
print(b)
#True
print(bool(a == 10)) #省略した書き方
#True
ここまでが基本的な使い方になります。また条件式の種類は他にもたくさんあるので、こちらの条件式に用いる演算子の種類
の記事を参考にしていただくと、コーディングの幅が広がります。
bool関数の応用
ここからは少し応用の話になります。bool関数は上述のように「True」と「Fale」を与えますが、実は以下に示した特徴があります。
特徴
- Trueは1と等しく、Falseは0と等しい
- TrueやFalseの型を変換することができる
サンプルコードを見ていただくと、わかりやすいかと思います。
a = 4
b = bool(a == 4)
print(b+b) #「True」+「True」の形
#2
c = bool(a == 5)
print(c+c) #「False」+「False」の形
#0
TrueやFalseはbool型のオブジェクトです。なのでint関数などを用いた型変換が可能で、その際には以下のサンプルコードのようになります。
a = 4
b = bool(a == 4)
c = int(b) #int型への変換
print(c)
#1
まとめ
本記事ではbool関数について説明していきました。最後に本記事のまとめを掲載しておきます。ここまでご覧いただきまして誠に有り難うございました。
テンプレート
関数名 = bool(条件式)
特徴
- Trueは1と等しく、Falseは0と等しい
- TrueやFalseの型を変換することができる