【Python】range関数【組み込み関数】

Pythonで組み込み関数に悩んでいる人「pythonの組み込み関数がたくさんあるけど今はrange関数について知りたい。range関数の使い方を教えて欲しい。」
こういった疑問に答えます。組み込み関数についてまだ理解が浅い方はこちらの組み込み関数についての記事を参考にしてください。こちらを読むことで、組み込み関数とはなにかがわかります。
本記事でわかること
- range関数でできること
- range関数の使い方
【Python】range関数【組み込み関数】

今回は組み込み関数のrange関数についての解説を行っていきます。rangeではリストの作成が可能です。組み込み関数については他の関数も解説しておりますので、こちらの組み込み関数の記事を参考にしてください。
range関数とは何か
range関数は組み込み関数の1つでリストを作ることができます(数字を要素に持つリスト)。リストとは要素をまとめたものです。リストについての理解が曖昧な方はリストとは何かの記事を参考にしてください。ですのでリストがあると、そのリスト内の要素全てに同じ処理を施すといったことが可能になるため、とても便利です。
range関数の使い方
リストは通常以下のように作ります。
numbers=[1,2,3]
このようにリストを作成することができます。しかし例えば1から1000までのリストを作成する時、コードを書くのがすごく大変ですよね。そこで登場するのが組み込み関数range関数です。
range関数で以下のテンプレートを用いることで使うことができます。このテンプレートではaから(b-1)までc飛ばしでリストを作成するためのものです。(少しわかりにくいと思いますので、この後に具体的に例を出します)
テンプレート
- 1.関数名=range(a,b,c)
例えば1から9までを2飛ばしでリストを作成する際には以下のサンプルコードで達成できます。
num = range(1,10,2)
print(list(num))
#[1,3,5,7,9]
以下の点に注意してください。
注意点
- 出力する際にはprint(list(関数名))にすること
さて、もう少し簡単に使うこともできます。例えば1から5までのリストを作成したい場合には以下のようにcの部分を省略することができます。
num = range(1,6)
print(list(num))
#[1,2,3,4,5]
この時以下の点に注意してください。
注意点
- 5までのリストを作成するので、b=6にすること
また0から5までのリストを作成したい時にはaも省略することができます。
num = range(6)
print(list(num))
#[0,1,2,3,4,5]
注意点
- aを省略した場合には0からリストが作成される
まとめ
本記事ではrange関数の解説を行いました。テンプレートは以下になりますので、再度ご確認いただければと思います。
テンプレート
- 1.関数名=range(a,b,c)
今回の記事はここまでになります。ご覧いただきまして有り難うございました。