【Python】while文とは?基本的な使い方も解説

Pythonでのwhile文に悩んでいる人「繰り返しの制御構文whileについて知りたい。またwhile文の使い方を知りたい。」
こういった疑問に答えます。今回の記事では繰り返しの制御構文whileとは何かといったところから、使い方までを解説します。
本記事でわかること
- while文とは何か
- while文の使い方
【Python】while文とは?基本的な使い方も解説

本記事ではwhile文とは?といったところからwhile文の使い方までを解説していきます。また今回は繰り返しの制御構文についての記事ですが、他の制御構文を知りたい方はこちらの3つの制御構文についての記事を参考にしてください。それでは記事の本題に入ります。
while文とは
while文は条件が成立する間は同じ処理を繰り返す命令のことです。少しわかりにくい話だと思いますので、例えば1から5までの数字を順番に出力する場合の以下のサンプルコードを見てみましょう。while文を使わずにコードを書いています。
num = 1
print(num)
#1
num +=1
print(num)
#2
num +=1
print(num)
#3
num +=1
print(num)
#4
num +=1
print(num)
#5
上記のサンプルコードのように1から5までを出力しようと思った場合でもコードがかなり長く、同じことの繰り返しをしていますよね。これが繰り返しの制御構文の使い時です。結論以下のサンプルコードのようにwhileを用いると同じことを簡単に記述できるようになっています。
num = 0
while num < 5:
num += 1
print (num)
#1 2 3 4 5
ここからはwhileの使い方を順番に説明していきます。
while文の使い方
while文の使い方のテンプレートは以下になります。
テンプレート
- 1.while 条件式
- 2.繰り返したい処理
さてこちらのテンプレートを用いたサンプルコードが以下になります。1から5までを出力するためのコードが以下になります。
num = 0
while num < 5: #while 条件式 の形
num += 1 #処理文
print (num)
#1 2 3 4 5
この際に気をつけることは以下になります。
注意点
- 処理文は空白を4つあける
- 処理文でカウンタ変数を変化させる(変数がそのままだと無限ループになる)
カウンタ変数とはwhileの条件式で用いる変数のことです。今回の場合でいうnumのことですね。では無限ループとはどういうことでしょうか。以下のサンプルコードをご覧ください。
num = 0
while num < 5: #while 条件式 の形
#num+=1が抜けているためnumはずっと0のまま
print (num)
#0 0 0 0 0 0 0 0 0...
結果として、0がずっと出力されてしまいます。
まとめ
今回は繰り返しの制御構文whileについての解説を行いました。使い方は以下になります。
テンプレート
- 1.while 条件式
- 2.繰り返したい処理
またwhile文を用いる際の注意点は以下になります。
注意点
- 処理文は空白を4つあける
- 処理文で変数を変化させる(変数がそのままだと無限ループになる)
今回の記事はここまでになります。ご覧いただきまして有り難うございました。