【Python計算】平均値を出す方法3選

Pythonの計算に悩んでいる人「pythonで計算をしているんだけど、平均値を求めるときにすべての値の合計を出を数で割る方法でやっているんだけど、きっともっと簡単な方法があるよね?そのやり方を余すところなく教えて欲しい。」
こういった疑問に答えます。本記事ではpythonを使った平均値の出し方についての解説を行います。こちらの記事では平均値の出し方を1つのみではなく、複数解説しているので自分に合った平均値の出し方を見つけることができます。
本記事でわかること
- 平均値を出す3つの方法
【Python計算】平均値を出す3つの方法

今回はpythonを用いて平均値を出す方法について解説します。結論以下の方法があります。
平均値の計算方法
- 算術演算子の組み合わせを使う方法(読み飛ばしOK)
- Numpyを用いる方法
- sum/lemで求める方法
これらの方法を順番に解説していきます。今回、解説する方法ではa、b、cの平均を求める場合についてのテンプレートを紹介しています。
算術演算子の組み合わせを使う方法
こちらの方法はとても原始的です。この方法のテンプレートは以下になります。
テンプレート
- (a+b+c)/3
平均は合計を個数で割ったものであるので、その計算を行っています。こちらを用いたサンプルコードが以下になります。
print((5+10+15)/3)
#10
こちらの算術演算子「+」と「/」を組み合わせた平均値の出し方は比較的理解しやすいと思います。しかしこちらのやり方はあまりおすすめしません。それは以下のデメリットがあるからです。
デメリット
- 数が多くなるとコードを書くのが大変になる
ですのでこれから紹介する2つのやり方をおすすめします。
Numpyを用いる方法
Numpyは学術計算ライブラリです。このライブラリの中にあるaverage関数を用いて平均値を計算することができます。平均値の計算には配列を用います。そのテンプレートが以下になります。今回はNumpyライブラリのaverage関数のみを用いる方法でのテンプレートを紹介します。
テンプレート
- 1.from numpy import average
- 2.配列名=[a,b,c]
- 3.関数名=average(list)
そしてこのテンプレートを用いたサンプルコートがこちらになります。
from numpy import average
list=[5,10,15]
kekka=average(list)
print(kekka)
#10
この方法では算術演算子を用いた時とは異なり、定義した配列に対して平均値をとることができるので、平均をとる個数が増えても柔軟に対応することができます。
sum/lenで求める方法
pythonにもともと入っている組み込み関数にsum関数とlen関数があります。これらを組み合わせることで平均値を求めることが可能です。そのテンプレートが以下になります。
テンプレート
- 1.配列名=[a,b,c]
- 2.関数名=sum(配列名)/len(配列名)
sum関数は配列の各要素を合計した値を返します。またlen関数は配列の要素の数を返してくれます。ですのでこれらの比をとることで平均値が算出できるわけです。そしてこちらのテンプレートを用いたサンプルコードが以下になります。
list=[5,10,15]
kekka=sum(list)/len(list)
print(kekka)
#10
まとめ
本記事では平均値の求め方を解説しました。もう一度本記事に出てきた平均値の計算方法を再掲します。
平均値の計算方法
- 算術演算子の組み合わせを使う方法
- Numpyを用いる方法
- sum/lemで求める方法
本記事はここまでになります。ここまでご覧頂き有り難うございました。