【Python繰り返し文】for文とは?使い方までを解説【初心者向け】

for文の使い方に悩んでいる人「pythonを勉強してたら繰り返しの制御構文のforが出てきた。どんな時に使えばいいの?それとどうやって使えばいいの?教えて欲しい。」
こういった疑問に答えます。
本記事は上記の悩みを持っている方に向けた記事になっています。本記事を読むことで、for文とは何かといった部分からfor文の具体的な使い方についてまでを理解することができます。
本記事でわかること
- for文とは何か
- for文の基本的な使い方
【Python繰り返し文】for文とは?使い方までを解説【初心者向け】

今回の記事は繰り返しの制御構文forをPythonを用いて使う方法を紹介します。また今回の記事では制御構造の繰り返しに焦点を当てた説明を行います。制御構文の他の種類も知りたい方についてはこちらの3つの制御構文についての記事を参考にしてください。こちらの理解をしておくと、どういう場面で繰り返しの制御構文を用いれば良いのかがわかるようになります。
for文とは何か
pythonのfor文とはリストの要素全てに対して同じ処理文を行う命令文です。少しわかりにくいと思いますので、例を挙げて説明したいと思います。
A君とB君はテストの点数がそれぞれ50点と80点だったとします。この時whileとfor文の違いは以下になります。
- 点数関係なくA君とB君にもう一度試験を受けてもらう(点数にかかわらず生徒全員に対して)→for文
- 60点以下のA君だけにもう一度試験を受けてもらう(条件で受ける人を選ぶ)→while文
これがfor文とwhile文の違いになります。もう少し、しっかりした言葉で書くと以下のような違いがこれら2つの繰り返し構造にはあります。
forとwhileの違い
- while文は繰り返す回数が、条件によって決まる
- for文は繰り返す回数がリストの数によって決まる
for文の使い方
それでは実際にfor文をpythonで使う際に、どのようなコードを書けば良いのかを解説していきます。結論以下のテンプレートを用いることで、for文は使うことができます。
テンプレート
- 1.for 変数 in リスト名:
- 2.処理文
1から5のそれぞれに10を加える演算をしたい時のサンプルコードを以下に示します。
list = [1, 2, 3, 4, 5] #listを作る
for num in list: #for 変数 in リスト名 の形
print(num+10) #処理文
#11 12 13 14 15
気を付けるべき点は以下になります。
注意点
- :を忘れない
- 処理文ではインデントを作る
まとめ
今回はfor文の解説を行っていきました。for文のテンプレートは以下になります。
テンプレート
- 1.for 変数 in リスト名:
- 2.処理文
またこちらを用いる際の注意点は以下になります。
注意点
- :を忘れない
- 処理文ではインデントを作る
今回の記事はここまでになります。ここまでご覧いただきまして有り難うございました。