【Python入門】文字列の結合【簡単な3つの方法】

文字列の結合の仕方を知りたい人「2つの文字列を結合したり、文字列と数値を結合したいけどやり方がわからない…簡単な方法で文字列同士や文字列と数値を結合したい。両者の結合の仕方の違いについて意識しながら学びたい。」
こういった疑問に答えます。
本記事でわかること
- 文字列+文字列の結合方法
- 文字列+数値の結合方法
- 自由度高く結合するformat()
【Python入門】文字列の結合【+演算子、str()、format()】
Pthonの文字列の結合には3つの方法があります。+演算子、str()、format()の3つです。それぞれ、どういう時に使うのかをまとめました。
使い分け
- 文字列+文字列の結合→+演算子
- 文字列+数値の結合→str()
- 自由度高く結合→format() (おまけなので読まなくてもok)
順番にみていきましょう。
文字列同士の結合方法
プラス演算子(+)は文字列同士を結合できます。文字列と数字を結合することは出来ません。

+演算子
+演算子を理解するために以下のサンプルコードをご覧ください。
【サンプルコード1】
moji = 'あいう' + 'えお'#文字列同士を結合
print(moji)
実行結果
あいうえお
【1行目】+演算子を用いて’あいう’と’えお’を結合
値を変数に入れたあとでも同じように文字列同士を結合することができます。サンプルコード2を参考にしてください
【サンプルコード2】
moji1 = 'あいう'
moji2 = 'えお'
moji = moji1 + moji2#文字列が入っている変数同士を結合
print(moji)
実行結果
あいうえお
【5行目】+演算子を用いてmoji1とmoji2を結合しています。
【7行目】結合した文字列を出力しています。
文字列はprint( )の中でも結合することができます。サンプルコード3を参考に理解してください。
【サンプルコード3】
moji1 = 'あいう'
moji2 = 'えお'
print(moji1 + moji2)#文字列同士を結合して同時に出力も行う
実行結果
あいうえお
【5行目】print()の()の中で+演算子を用いてmoji1とmoji2を結合しています。
+=演算子
文字列は+=演算子を用いて結合することができます。
+=演算子の使い方を理解するためにサンプルコード1をみてください。
【サンプルコード1】
moji1 = 'あいう'
moji2 = 'えお'
moji1 += moji2
print(moji1)
実行結果
あいうえお
【3行目】moji1とmoji2を結合してmoji1に代入
+=演算子を使って変数に直接的に値を結合することもできます。サンプルコード2を参考にしてください。
【サンプルコード2】
moji1 = 'あいう'
moji1 += 'えお'
print(moji1)
実行結果
あいうえお
【2行目】moji1と’えお’を結合してmoji1に代入
文字列と数値の結合
文字列と数値を結合する時はstr()を使用します。文字列と数値を結合するときは、数値を文字列に変換してから結合する必要があります。

str()
str()の使い方を理解するためにサンプルコード1を見てください。
【サンプルコード1】
a = str(4) + 'です'
print(a)
実行結果
4です
【1行目】数値の4と’です’を結合
【仕組み】数値4を文字列の4に変更して文字列同士で結合している。数値4を文字列に変更するためにstr(4)を使用している。
プリント関数の中でもstr()を用いて結合することができます。
【サンプルコード2】
number = 9
print(str(number) + 'です')
実行結果
9です
【3行目】文字列に変換されたnumberと’です’を結合
自由度の高い文字列や数値の結合format()
なにを結合するかによらずかなり自由度の高い結合をすることができます。

format()の使い方を理解するためにサンプルコード1を参考にしてください
【サンプルコード1】
moji = '私は{}才です'
print(moji.format(24))
実行結果
私は24才です
format()を使えば文字列も結合することができます。
【サンプルコード2】
moji = '{}は24才です'
print(moji.format('私'))
実行結果
私は24才です
【3行目】文字列を入れる時はformat()の()の中にシングルクォーテーションを用いて記述します。
format()を使えば2つの値をもとの文に入れることができます。
【サンプルコード3】
moji = '{}は{}才です'
print(moji.format('私',24))
実行結果
私は24才です
【3行目】2つの値を入れるときはカンマ(,)で区切ってください。
もちろん変数を入れることもできます。
【サンプルコード4】
moji = '私は{}才です'
age = 24
print(moji.format(age))
実行結果
私は24才です
【5行目】変数を用いて代入することもできます。
【サンプルコード5】
moji = '{}は24才です'
name = '私'
print(moji.format(name))
実行結果
私は24才です
【5行目】変数を用いて代入することもできます。
変数を2つ入れることもできます。
【サンプルコード6】
moji = '{}は{}才です'
name = '私'
age = 24
print(moji.format(name,age))
実行結果
私は24才です
【7行目】変数を用いて代入することもできます。2つの変数を入れるときはカンマ(,)で区切ってください。
まとめ
今回は文字列の結合方法を解説していきました。文字列同士の結合か文字列と数値の結合かで方法が変わってきます。最後にまとめておくと
本記事のまとめ
- 文字列+文字列→+演算子
- 文字列+数値→str()
- 自由度高く結合する→format()
以上になります。