【Python入門】リスト編集方法【追加・削除・結合・ソート】

Python

リストの編集方法に悩んでいる人「今Pythonでリストを作成している。リストは完成したんだけど、少し修正を加えたくて。作成済みのリストに値を追加・削除・結合する方法について知りたい。簡単にリスト編集の手順だけを教えて欲しいな。」

こういった疑問に答えます。

本記事でわかること

  • リストとは何か(読まなくてもok)
  • 追加・削除・結合の方法
  • ソート・初期化の方法

 

リスト編集の方法を知りたい方についてはリストとは何か?を飛ばして読んでください。そうすると、知りたい情報(リストの編集の仕方)のみを端的に知ることができます。

 

【Python入門】リスト編集方法?【追加・削除・結合・ソート・初期化】

リストについてわかりやすく解説していきます。

リストとは何か?

リストとは複数の値を1つの箱に入れる仕組みです。

変数を使うと1つの箱(変数)に1つの値しか入れることができませんがリストには複数の値を入れることができます。

上記のイメージ図のようにリストでは複数の値を入れることができます。

 

リストに値を入れる方法と入れた値を使う方法は以下を参考にしてください。

以下のサンプルコードではcolorsというリストに’red’と’blue’と’green’と’yellow’を値として入れます。そして、”red”だけを出力するサンプルコードです。

【サンプルコード】

colors = ['red','blue','green','yellow']
print(colors[0])
実行結果
red

 

“red”を出力する問いにcolors[0]としています。なぜ1ではなく0なのかは以下のイメーズで解説します。結論、リストという箱はそれぞれ番号をつけられ区別されています。その番号が0から始まります。

※イメージ図です。

つまり、colors[1]には”red”が収納されていて、colors[3]には実は”yellow”が入っています。

 

ここまでがわかった方に、次はリストに値を追加する方法を説明していきます。

 

追加

リストに値を追加する時は以下の呪文を使います。

リスト名.append(追加する値)

  

以下のサンプルコードみて理解を深めてください。

【サンプルコード1】

colors = ['red' , 'green' , 'blue']
colors.append('yellow')
print(colors)
実行結果
['red', 'green', 'blue', 'yellow']

【サンプルコード2】

numbers = [1 , 2 , 3 ]
numbers.append(4)
numbers.append(5)
print(numbers)
実行結果
[1, 2, 3, 4, 5]

 

削除

リストから要素を削除するときは以下の呪文を使います。

リスト名.remove(削除する値)

 

以下のサンプルコードみて理解を深めてください。

【サンプルコード1】

colors = ['red' , 'green' , 'blue']
colors.remove('blue')
print(colors)
実行結果
['red', 'green']

【サンプルコード2】

numbers = [1 , 2 , 3 ]
numbers.remove(2)
print(numbers)
実行結果
[1, 3]

 

結合

2つのリストを結合して1つのリストにする方法を紹介します。使用する呪文はこちらです。

新しいリスト名 = リスト1 + リスト2

 

以下のサンプルコードみて理解を深めてください。

【サンプルコード1】

colors = ['red','blue']
names = ['Mike','Lisa']
colorname = colors + names
print(colorname)
実行結果
['red', 'blue', 'Mike', 'Lisa']

【サンプルコード2】

colors = ['red','blue']
numbers = [1,2]
colornumber = colors + numbers
print(colornumber)
['red', 'blue', 1, 2]

 

ソート

昇順や降順に並び替える方法(ソートの方法)について解説します。ソートをする時は以下の呪文を使用してください。

【昇順】(例1,2,3,4,5)

新しいリスト名 = sorted(並び替える対象のリスト名)

【降順】(例5,4,3,2,1)

新しいリスト名 = sorted(並び替える対象のリスト名, reverse=True)

 

以下のサンプルコードで理解してください。

【サンプルコード(昇順)】

numbers = [3,5,2,1,4]
numbers2 = sorted(numbers)
print(numbers)
print(numbers2)
実行結果
[3, 5, 2, 1, 4]
[1, 2, 3, 4, 5]

【サンプルコード(降順)】

numbers = [3,5,2,1,4]
numbers2 = sorted(numbers, reverse=True)
print(numbers)
print(numbers2)
[3, 5, 2, 1, 4]
[5, 4, 3, 2, 1]

 

初期化

リストの初期化方法は以下の呪文を唱えます。

リスト名 = [値,値,値・・・]

 

以下のサンプルコードみて理解を深めてください。

【サンプルコード1】

colors = ['red','blue','green']
print(colors)
実行結果
['red','blue','green']

【サンプルコード2】

humans = ['Mike',23,'Lisa',14]
print(humans)
実行結果
['Mike',23,'Lisa',14]

まとめ

いかがでしたか?今回はリストの方法について解説していきました。リストとは複数の値をいれることができる箱です。変数の上位互換のようなものです。

 

リストの追加・削除・結合・初期化・ソートの方法はかなり便利なので覚えておきましょう。

 

今回は以上になります。最後までご覧いただきありがとうございます。