【大学生の就活始め方】エントリーシート添削例【商社】

JOBHUNT

商社業界を志望して就活をしている人「エントリーシートの書き方を知りたい。特に商社業界を志望しているので、商社でアピールすべき点を踏まえながら解説して欲しい。」

この記事は上記のような要望をお持ちの方のために解説を行っている記事になります。この記事を読むことで、商社用エントリーシート(ES)の書き方を学ぶことが出来ます。

本記事でわかること

  • エントリーシートの書き方
  • 商社業界で具体的にどんなエントリーシートを書くべきか

また商社業界について、詳しく知りたい方はまず以下の記事を参考にしてください。この記事を読むことで、商社への業界理解が深まりESで何を書くべきかのイメージがわかるようになります。

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【大学生の就職活動】エントリーシート(ES)添削例【商社】

本記事では商社メーカーのエントリーシートを紹介します。その際に、ダメな例を添削しますので、自分のエントリーシートと比較しながらみてください。

エントリーシートの設問は以下の3つです。

  • 自己PR(200字)
  • 学生時代に頑張ったこと(200字)
  • 志望動機(200字)

それでは実際にそれぞれのエントリーシートの実例をみていきましょう。

自己PR(200字)

自己PRに関しては以下の記事を参考にしてください。以下の記事の参照で、まず自己PRの包括的理解ができます。

それでは添削例をご覧ください。

ダメな例

私の強みは①あきらめない力です。私はyoutube活動をしています。そこで毎週一本の動画を作成しています.最初の10本くらいは視聴者数が0でした。しかしそこであきらめずに②原因特定と改善を心がけ 20本目では視聴者数が5人になりました。おそらく、他のひとはこれくらいしか伸びないならやめてしまいますが、私は続ける力がありますので、それでもあきらめませんでした。その結果70本目では1万回の視聴を獲得できました③.(202字)

良い点

  • 結論ファーストで書かれているところ
  • 結論の後に経験が書かれているところ

問題点

  • ①より簡便でスマートな言葉を使う
  • ②原因の到底と改善をより具体的に書きましょう
  • ③”。”を使う

良い例

私の強みは継続力です。この強みはyoutube活動で発揮しました。週に一本のペースで動画を投稿しており、10本目を投稿した時点で視聴回数は0回でした。私はここで諦めるのではなく解析ソフトを用いて原因の分析を行い、より高コンテンツの動画をさらに60本投稿し視聴回数1万回を達成しました。この向上心を持ちながら継続する私の強みは、貴社で1つでも多くの商談を達成する際に生かすことが出来ます。(193字)

学生時代に頑張ったこと(200字)

ガクチカの書き方は以下の記事を参考にしてください。以下の記事を読めば、基本的な書き方を理解できます。

実際に添削例をご覧ください。

ダメな例

①私は夏休みに1ヶ月間ロシアに留学しました。留学した理由は異文化い触れることで成長することができると感じたためです。実際に、全く異なる文化に触れることで私は成長できました。どう成長したかというと、③相手の行っていることを相手の立場にたって考えられるようになったことです。この相手の立場にたって考えるということを貴社にはいってからも生かしたいです。(171)

良い点

  • 自分の強みを企業でどのように活かすかを記述している点

問題点

  • ①結論ファーストになっていません。何を頑張ったかを聞かれた際の適切な返答をしましょう。
  • ②どういう風に成長できたのかを具体的に書きましょう。
  • ③なぜこの治験を留学でえることが出来たのか、その経緯が不明瞭です。

良い例

200字ver

留学先の発表会で表彰された経験です。私は視野の多角化のためロシアに留学しました。そこで約80人の前で日本文化の魅力を発表する機会がありましたが、発表練習では魅力を伝えられませんでした。そこで私は、ホストファミリーと週3回出かけ、彼らが興味を示す瞬間を観察し、それをもとに発表内容を修正しました。結果、本番では最優秀賞をいただくことが出来ました。この経験から、相手の立場に立つ重要性を知りました。(197)

ちなみに学生時代に頑張ったこと(ガクチカ)は400字ほどの文字数のものも多いので、400字verの掲載もしておきますね。それが以下になります。

400字ver

留学したロシアの学校で、日本文化について発表し表彰された経験です。私は異文化に触れ、視野の多角化を行うためにロシアに大学2年から1年間留学しました。ロシアで通う大学のイベントで、約80人の前で日本文化の魅力を発表する機会を与えていただき、ホームステイ先の4人の前で2ヶ月前から練習を行いました。最初練習の際には異文化の価値観の違いから魅力を伝えられませんでした。そこで私は、ロシア人の価値観の認知のためホストファミリーと共に週3回出かけることにしました。そこでは自分と彼らのリアクションが異なる場面をメモしておき、現地の方がより魅了されるよう発表内容を変更しました。結果、ホストファミリー4人が納得する発表に仕上がり、本番では発表者15人の中で最優秀賞をいただくことが出来ました。この経験から、相手の価値観を共有する重要さを知りました。仕事でも、相手の立場に立つことを忘れずに働きたいです。(395)

志望理由(200字)

志望動機の書き方について、概要を知りたい方はまず以下の記事の参照をお勧めします。

それでは添削例を見ていきましょう。

ダメな例

①私が貴社を志望する理由は貴社が新しいビジネスをはじめようとしているからです。私は、②元来新しい挑戦を好むタイプの人間です。よって、私の性格にマッチすると考えました。貴社はこれまでにもたくさんの分野に挑戦しては成功しています。私は貴社に入ってからはいくつかの分野に挑戦したいです。③他の商社は2つの分野にしか進出していないので志望していません。(167)

良い点

  • 結論ファーストで記述している点

問題点

  • ①ここの志望動機は、内容自体は悪くないです。しかしもっと簡便な表現にできます。今回はこの志望動機を引き立たせた添削を施します。
  • ②一文でもっとスマートにかけます。
  • ③基本的に他社との比較(相対評価)よりも、この企業の何が良いのか(絶対評価)を書いた方が良いです。

良い例

従来のトレードビジネスだけに満足せず、事業投資にも注力しているからです。私は働く上で挑戦できる環境を重視しています。貴社の社風やビジネスモデル、OB訪問でお会いした〇〇さんからも挑戦心を感じました。そこで貴社ではモチベーションを高く維持し、業務を遂行できると考えています。トレードでは上述の粘り強さと相手の立場で考える視点を、事業投資では留学で培った多角的な視点で貴社の利益向上に貢献します。(196)

まとめ

いかがでしたか?今回は商社のエントリーシートを実際に添削してみました。

今回重要な点は、以下ですね。

  • 表現をより簡便にすること
  • 絶対評価で志望理由は書くこと

以上の問題点について意識することで、自分の伝えたいことを伝えることができるようになります。今回の記事は以上になります。ここまでご覧いただきありがとうございました。