【理系の就職活動】各社徹底比較!ランキングも【ディベロッパー】

ディベロッパー業界の業界研究をしている人「ディベロッパー業界に興味を持っている。ディベロッパー業界で売り上げが高い会社とそのディベロッパー各社の特色について知りたい。」
このような悩みをお持ちの方におすすめの記事になっています。この記事を読むことで、ディベロッパー業界中での各社への内定獲得がどれだけ難しいのかを知ることができます、また各社の比較も行うことができます。
本記事でわかること
- ディベロッパー業界全体としての就活難易度
- ディベロッパー各社の比較
また就職難易度とは?全業界の就職難易度を1度みておきたいという方は以下の記事を参考にしてください。
就職偏差値ランキング【ディベロッパー業界】

今回はディベロッパー業界に特化した就職偏差値ランキングを解説する記事になっています。本記事では、ディベロッパー業界のなかで特に難易度の高い企業の事業内容の違いまで深掘って解説を行っています。是非参考にしてください。
早速ですが、総合ディベロッパー業界の就職偏差値ランキングがこちらになります。
- 【69】三井不動産、三菱地所
- 【63】東急不動産
- 【62】住友不動産
- 【58】森ビル
- 【57】野村不動産
2019卒用 文系就職偏差値ランキング より作成
このようにディベロッパー業界は就職偏差値がどこも高いです。特に三井不動産や三菱地所などは最高難易度の偏差値になっています。
就職偏差値が高い理由【ディベロッパー業界】
なぜこんなに就職難易度が高いのでしょうか?総合ディベロッパーは軒並み就職偏差値が高い理由には以下の3つがあります。
ディベロッパー業界の就職偏差値が高い理由
- 高学歴・高スペックが求められる
- 採用枠が少ない
- 志望者が非常に多い
学歴をはじめとした高水準の経歴
例を上げました。以下のグラフは三井不動産内定者の出身大学です。見てわかる通り、東京大学をはじめとした、非常に偏差値の高い大学の出身者割合が大きいです。不動産という大規模な商材を扱うため、慎重かつスピーディな判断のできる人材が求められているようですね。

採用枠の少なさ
ディベロッパー業界の新卒採用人数は40人前後が多いです。非常に狭き門であることを理解しましょう。この理由は、ディベロッパーはマネジメント側であるというビジネスの商流によるものです。例えばメーカーの研究職であれば、研究者は手を動かすので多ければ成果にその分つながりやすいです。
しかしマネジメントは多くの人を少人数が束ねる立場なので、採用人数も少ないのです。多くのディベロッパー志望の学生はそのリスクをヘッジするために、他の業界の選考を多数受けています。
ただ、近年では採用人数が増加している傾向があります。(コロナの影響でまた減少傾向になる可能性もありますが)
志望者が多い
ディベロッパーの仕事は、高水準の給与、地図に残る仕事、ホワイトなど、魅力的なお仕事です。なので志す人は多く、更に前に述べたように高学歴の人が多いという状態に例年なっています。
各社徹底比較【ディベロッパー業界】
ここからは各社の違いに触れていきたいと思います。
規模の違い
以下に2018年度の総合ディベロッパー各社の売り上げグラフを掲載しました。三井不動産がトップで三菱地所、住友不動産と続きます。売り上げと就職偏差値にはある程度正の相関があることが分かります。
これはディベロッパーを志望する学生は、大きなことがしたいという思考が強いためです。そのため売り上げが高い規模の大きな企業への人気度が高くなると言えます。

ワンキャリアより抜粋
事業内容の違いから各社を比較
三井不動産
三井不動産の事業ポートフォリオはバランスの良い、分散した事業展開を行っています。商業施設ではららぽーとをはじめとした大型の商業施設を手掛けています。また住宅事業や街全体の再開発(豊洲をはじめとした)も手掛けており、まさに多角的な事業展開です。

FASHION PRESS記事より抜粋
このような幅広い事業展開が業界内での売り上げトップの理由かもしれませんね。社員の方々の特徴としては体育会系・帰国子女の方が多いです。
三菱地所
三菱地所はなんと言っても丸の内オフィスですよね。丸の内周辺の開発を進めてきた三菱地所。

丸の内の様子はこちらより抜粋
オフィスだけでなく丸の内全体の再開発を進めています。そんな三菱地所の社員の方々はスマートで知性溢れる方が多いです。
住友不動産
住友不動産は再開発事業に強みがあります。主に都内の再開発を手掛けています。住友不動産は自社製品の価額を下げずに交渉を行い、高い利益を得ています。そんな住友不動産の社員の方々は、高学歴でロジカルかつ熱量のある営業力の高い方が多いです。
東急不動産
東急不動産の特徴は(東急)電鉄系の不動産であるという点です。そのため、都内の一等地での事業展開が見られます。東急プラザなどがその代表です。そんな東急不動産、社員の方々は都会のおしゃれな感じの方が多く、喋りも論理的に淡々を話す方が多いです。
野村不動産
野村不動産は住宅事業に強みがあります。PROUDという野村のブランド住宅があります。このPROUDは管理までを野村グループで行っているため安心を提供するとともに、建物自体も高品質で高級感あふれる住宅になっていますそんな野村不動産の社員の方々は、熱意に溢れている方が多いです。
森ビル
森ビルは東京都内のビル事業を中心に行っています。森ビルは自社のビルを企画から管理まで行っており高い質のビルを常に担保し続けています。代表的な建物としては、六本木ヒルズがあります。森ビルの社員の特徴は、体育会系とスマートな方が混在している印象です。
内定獲得にまずするべきこと
ここまで、ディベロッパー各社の比較を行ってきました。就職難易度は高い業界ですが、魅力的なお仕事です。そんなディベロッパー業界からの内定を獲得するためにまずすべきことはなんでしょうか?
それはOB訪問です。ディベロッパー業界は事業内容での差別化は比較的しやすいです。しかし事業内容を不完全な理解で臨むと面接を乗り切ることができません。
そこで働く人を見ることで、雰囲気の違いでの差別化をすることがおすすめです。なぜならこの感覚は主観的なものであり、自分のフィールドで戦うことができるためです。OB訪問におすすめのサイトについては以下の記事で解説していますので是非活用してみてください。
まとめ
いかがでしたか、今回はディベロッパー業界の各社の違いを就職難易度をはじめとした様々な視点から比較しました。この記事を読むことでディベロッパー業界への理解が深まったのではないでしょうか?以下にランキングを再掲します。
ディベロッパー業界の就職偏差値ランキグング
- 【69】三井不動産、三菱地所
- 【63】東急不動産
- 【62】住友不動産
- 【58】森ビル
- 【57】野村不動産
今回の記事は以上になります。ご覧いただき有難うございました。