【文系/理系の就職活動】就職偏差値ランキング【順位の理由も】

就活に悩んでいる人「企業がたくさんありすぎて就職活動が難しい。なので、企業ごとを比較する指標を設けて順位付けをして欲しい。そして志望の企業に行くにはどうすればいいのかまで教えてほしい。」
本記事はこのような悩みを持った学生に向けての記事になっています。この記事を読むことで就職活動の難易度を定量化して確認できます。
本記事でわかること
- 各企業の内定獲得を数値化した指標
- 志望企業に受かるためにすべきこと
【理系の就職活動】就職偏差値ランキング【全業界網羅】

今回の記事は企業ごとの就職内定獲得の難しさを数値化して紹介している記事です。企業選びに困っている人、できるだけ難しいところに就活ではチャレンジしたい人は是非ご覧ください。
就職偏差値ランキングとは
就職偏差値というのは、様々な観点(内定の取りづらさ、年収、成長性、採用枠など)から数値化される偏差値です
ただ、どの観点をどれくらい重視するかで就職偏差値は変化します。なので指標の1つにすぎないということを認識した上で見ていきましょう。
就活を行っている中で、また就活支援を行なっている中で偏差値別で内定をとってくる学生の特徴をまとめてみました。
就職偏差値別の学生の特徴
- 65以上:旧帝大と言われる大学や、慶應・早稲田などの学生の中でも限られた学生だけが許されるレベル。もし内定を獲得できれば、周りの人が称賛してくれる。
- 60~64:こちらも内定をもらえるとすごい企業群。しっかりと就活に臨むか、うまく推薦を利用できたものだけが到達できる領域。今時、安心できる企業はないと言うが親目線ではかなり安心できるし、自慢できる。
- 55~59:旧帝大や早慶・早稲田などの大学生で平均よりも上の能力を有し、就活に正しく取り組めば内定を得られるレベル。ただ、就活に正しく取り組めない大学生が多く(7割りほど)、旧帝大と言うだけでは簡単に合格はできない。
- 51~54:旧帝大からワンランク下がる国立大学や私立大学の学生が多く臨むレベル。ただ、臨むということは内定を得るにはかなり頑張る必要がある。インターンにいくか面接で実力を100%だしたら合格をもらえるというレベル
それでは就職偏差値ランキングを紹介します。
理系と文系に分けて掲載されています。それでは早速みていきましょう。今回は全業界を対象としているので、まだ行きたい業界を迷っている理系学生の方におすすめです。
理系企業の就職偏差値ランキング
まずは理系の就職偏差値ランキングです。
理系企業
[70] IBM(基礎研) Google(ソフトウエアエンジニア) Intel JAXA
[69] 上位研究所(MRI/NTT持株/豊田中研/鉄研/電中研/産総研)
[68] 上位金融(数理専門) NHK(放送技術)
[67] JXエネ JR東海 Microsoft
[66] ドコモ(中央) 新日鐵住金 INPEX TV局 武田薬品
[65] JR東 サントリー 味の素 アサヒ キリン 東ガス 昭和シェル 旭硝子 ANA(技術) 日揮 三菱重工 第一三共 キーエンス トヨタ
[64] JR西 日清製粉 三菱化学 東燃 信越化学 日産 JFE アステラス エーザイ 任天堂
[63] JT 電源開発 日清食品 大ガス 中電 出光 住友鉱山 住友電工 JX金属 コマツ 日立(非SE) KDDI 東レ 住友化学 千代田化工 キヤノン ホンダ JAL(技術) 川崎重工 富士フイルム
[62] ニコン 資生堂 ユニチャーム 東邦ガス 地方電力 関電 豊田自動織機 ファナック 花王 SCE HP 日本IBM(SE) NTTデータ ソニー 三井化学 旭化成 ゼロックス IHI 明治 三菱マテリアル 三菱電機 デンソー
[61] 昭和電工 板硝子 東洋エンジ NTTコミュ 大手ゼネコン 帝人 JSR 東京エレクトロン ヤフー サッポロ 王子製紙 古河電工 三井金属 神戸製鋼 NRI 日東電工
[60] NTT東西 HOYA ダイキン 日本製紙 コニカミノルタ 富士通(非SE) 住友重機械 カシオ DIC 大日本スクリーン 宇部興産 積水化学 マツダ 森永製菓 ソニーモバコミュ クラレ 大陽日酸 リコー パナソニック
[59] エプソン ヤマハ発動機 ブリヂストン テルモ DNP 凸版 クボタ 日新製鋼 村田製作所 浜松ホトニクス 日立ハイテク 日立金属 フジクラ 三菱瓦斯化学 東ソー カネカ 日立化成 住友ベークライト 島津製作所
[58] 富士重工 京セラ オリンパス オムロン 東芝 NEC アイシン ダンロップ スズキ 大同特殊鋼 DOWA 日本軽金属 トクヤマ 日本電気硝子 三菱レイヨン 日本触媒 日本ゼオン 日産化学 関西ペイント ブラザー工業
またメーカーに特化した企業別就職難易度を詳しく以下の記事で解説をしています。この記事を読むことで、メーカーにおける就職難易度の高い企業を知ることができます。
文系企業の就職偏差値ランキング
続いて文系の就職偏差値ランキングです。
文系企業
[69] 国際協力銀行 日本銀行 野村證券(GM) 三井不動産 三菱地所
[68] 東京海上(SPEC) ドリームインキュベータ 日本政策投資銀行 日本テレビ 日本取引所 野村證券(IB) 三菱総研
[67] 三大出版社 テレビ朝日 電通 日本生命(AC) 野村AM フジテレビ 三菱商事 みずほ証券(IB) みずほFG(GCF) SMBC日興証券(セルトレ)
[66] 第一生命(FE) 大和証券(GM) 日本郵船 博報堂 みずほFG(GM/AM) 三井物産 三菱東京UFJ(戦財,FT) 三菱UFJモルガンスタンレー(IB) SMBC日興証券(IB) TBS
[65] アセットマネジメントone 伊藤忠商事 経営共創基盤 経団連 コーポレートディレクション 商船三井 住友商事 大和証券(GIB) 大和投資信託委託 テレビ東京 トヨタ 日本財団 野村総研(コンサル) 三菱東京UFJ(GCIB) 三菱UFJ国際投信 JA共済(AC) JICA JR東海 NHK
[64] 朝日 共同通信 国際石油帝石 ジャフコ 準キー 新日鐵住金 大和住銀投信投資顧問 日経 ニッセイAM 日本経営システム 日本証券金融 日本M&Aセンター 任天堂 丸紅 三井住友AM 三菱UFJリサーチ&コンサルティング 読売 JXエネ
[63] 旭硝子 味の素 出光シェル サントリー 証券保管振替機構 信越化学 全銀協 損保協 中電 東急不動産 東ガス ドコモ 日証協 日本相互証券 農林中金 ホンダ 三井住友トラストAM 三菱重工 JFEスチール NTTデータ経営研究所
[62] 小田急 キリン 京王 経済同友会 住友不動産 損害保険料率算出機構 東急 東京海上日動 東京建物 東電 日産 日本総研(コンサル) 阪急 三菱化学 三菱UFJ信託 みずほ総研(コンサル) JR東 JRA
[61] アサヒ 上田八木短資 川崎汽船 時事 住友化学 世界貿易センタービルディング セントラル短資 大ガス 大和総研(リサーチ) 中日 東京短資 東京流通センター 東燃 日清製粉 日本生命 バンダイ 日立コンサルティング 富士フィルム 毎日 みずほ情報総研(リサーチ) JR西
[60] 花王 サッポロ 資生堂 首都高速 住友電工 双日 デンソー トーア再保険 東宝 豊田通商 日揮 日本郵便 JASRAC JT KDDI R&I
[59] 産経 地電 電源開発 NEXCO中 NTTデータ 東レ 富士セロ 川崎重工 コマツ 森トラスト キーエンス キヤノン ANA 三井住友信託 武田薬品
三菱マテリアル 三菱東京UFJ銀行 預金保険機構 生保協 信託協 JA共済 信金中金 シグマクシス ヤマハ 関電 日立
[58] SMBC JFC MS海上 NKSJ 第一生命 3Mジャパン 日東電工 森ビル NEXCO東西 三菱倉庫 メタルワン 神戸製鋼 伊藤忠丸紅鉄鋼 旭化成 三井化学 IHI 三菱電機 ADK ソニー ブリジストン プルデンシャル生命 アビームコンサルティング キッコーマン ヤクルト ハウス食品 松竹 エイベックス
[57]みずほ銀行(OP) あいおいニッセイ同和 明治安田生命 住友生命 商工中金 郵貯銀行 NTT東西 野村不動産 私鉄下位 阪神高速 JX金属 JSR 豊田織機 リコー NTTコムクラレ 帝人
富士通総研 日本能率協会コンサル SBIC 三井不動産ビルマネジメント 三菱地所ビルマネジメント オリエンタルランド 吉本興業
[56] JR九州 昭和電工 古河電工 島津製作 ニコン 鹿島 住友金属鉱山 宇部興産 住友倉庫 ソフトバンク かんぽ生命 パナソニック 富士通(SE除く) 日本総研(IT) 全信組連 新生銀行 JCB マネックス QUICK NTTファシリティーズ サンシャインシティ 東京ビッグサイト 村田製作所
[55]りそな銀行 あおぞら銀行 日立化成 日本製紙 日本板硝子 大陽日酸 積水化学 バンナム 三菱ガス 化学 YKK オムロン アドバンテスト コニカミノルタ 東芝 NEC 明治製菓 大林組 清水建設 竹中工務店 三井倉庫 大和総研(IT) みずほ情報総研(IT) コナミ セガ 地銀協 オリックス 野村證券 金融取 信用保証協会(首都圏)
また各業界別の就職偏差値ランキングについてはこちらをご覧ください。
>>コンサルティング業界における就職偏差値ランキングはこちら
なぜこれらの企業は就職難易度が高いのかを分析・解説
理由は以下だと考えられます。
- そもそも求められるレベルがとても高い
- 扱っている商材の利益率が大きい/社員の数が少ない
- BtoCなど世間一般にブランド力がある
1つずつ深堀します。
そもそも求められるレベルがとても高い
就職偏差値68以上がこの傾向が大きい気がします。例えばIBMの研究員のお仕事はこんな感じらしいです。
世界中の人々が直面する課題の解決や社会に新しいイノベーションを生み出すための研究を実施。
テキスト分析技術や機械学習、業界に特化した先進的ソリューション、障がい者や高齢者を含む多様なニーズを持つ人々の社会参加をサポートする「アクセシビリティー技術」など、多岐にわたる研究に、世界10カ国12カ所にあるIBMの研究拠点と連携。
つまり最新技術を用いた課題解決を世界の各拠点と協力して行うということですね。
常に「学び続ける向上心」、「それを応用する力」、「世界とコミュニケーションを取るための英語力」が必要になります。つまり求められるスペックはかり高いです。
扱っている商材の利益率が大きい/社員の数が少ない
つまり社員の給与水準が高く人気を集め、高倍率となる
例えば、三井不動産や三菱地所などのディベロッパー、そしてエネルギーを扱うメーカーなどがこれに当たりますね。
つまり大きなものを扱っているため、利益率が大きい=社員への還元率がいいということです。
給与面以外にも、大きなものを扱うこと自体にかっこよさなどの魅力を感じる就活生も一定数いそうです。
BtoCなど世間一般にブランド力がある
ここには2つ要因があると考えます。
知名度のある会社に就職したい
これも納得できる読者の方が多いのではないでしょうか。やはり就職先を誇らしげにみんなに伝えるために知名度を気にしている人が本音ベースではいるかもですね。
就活で企業を探す段階で知っている
就職活動で選考を受ける企業を選ぶ際に、自分の知っているBtoCの企業をまず受けようという思考になるというのはあるかもしれませんね。
BtoCである食品メーカーや、インフラなどの志望理由には、主ではないにしろ少しはこの理由があるかもですね。
その結果、人気となり難易度としても上がるといったことが起きるのは想像に難くないです。
志望企業からの内定を獲得するためには何をすればいいのか【自分の現在のレベルを認識しましょう】
これまで見てきた企業に受かるためにはそれ相応の努力が必要です。就職活動にはESや面接がありますが、それらを高水準でこなす必要があります。
そのためには以下の就職活動の一連の流れの記事において、自分が今どの段階にあるのかを認識するといいと思います。そして以下の記事はそれぞれの対策方法も記載しているので、足りない箇所は補うことができます。
まとめ
就職偏差値について今回は解説していきました。重要なのは以下です。
自分の志望する企業がどのくらいの難易度か認識し、それに向けて努力すること
決して難易度が高い企業を目指すべきだということをいいたい記事ではないので、自分が本当にいきたいと思う企業の内定獲得に向けて頑張りましょう。