【就活】志望動機の書き方【新卒向け/書き出しから丁寧に解説】

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新卒で志望動機の書き方に悩んでいる人「志望動機の書き方に悩んでいる。新卒の志望動機で意識すべきこと、書き方を教えてほしい。」

この記事を読んでわかることは以下になります。

本記事でわかること

  • 新卒の志望動機で見られているポイント
  • 志望動機の書き方
  • 志望動機の具体例

本記事の信憑性

本記事執筆者の僕は就活のエントリーシートについてこんな感じの経験があります。

自身が就活生の時:本選考の書類通過率は30社以上エントリーして8割弱。

現在就活支援団体で数十名のES添削を担当。

上記の通り。こんな僕が解説します。

【就活】志望動機の書き方【新卒向け/書き出しから丁寧に解説】

志望動機とは言葉通り、その企業になぜ入りたいのかその理由を問う設問です。志望動機は200~400文字で書くケースが多いです。果たして企業は志望理由から何をみているのでしょうか。

まずそのために以下を理解するといいと思います。

新卒採用→ポテンシャル採用
中途採用→キャリア採用

新卒採用では、学生が企業へ応募するわけですから、基本的には能力ではなく、熱意などが重視されます。

そのため、新卒で入社すると集合研修やOJT制度がある企業が多いです。これらの制度によって熱意のある学生の能力を伸ばすといった考えがあると思われます。

一方で中途採用では、一度企業に入った方の採用です。ここでは前職でどんな実績をつんできたか、即戦力として活躍してくれそうかなどを見ていると思われます。

つまり新卒就活生の皆さんが認識しておくべきことはこんな感じです。

能力よりも熱意や向上心、将来のキャリアがイメージができているか

そして、これらは志望動機に書くべき内容であるということになります。ここまでの話をまとめると以下の通り。

志望動機で見られること

  • 熱意
  • 将来のキャリアイメージ

志望動機の書き方

さて上記の通り志望動機で何を見られているのかが分かれば、後はそれに答えていくだけです。

志望動機の書き方

  • なぜその企業で働きたいのかその理由【熱意を伝える】
  • その企業に入って将来的にどのように活躍できるのか【将来の活躍をイメージしてもらう】

順番に解説します。

なぜその企業で働きたいのかその理由【熱意を伝える】

基本的な書き方は以下の通り。

なぜその業界か→中でもなぜその企業か

こんなふうに書き進めるといいと思います。この際に意識するポイントは以下。

  • 過去の体験と紐付ける
  • その企業でなければならない理由を書く【事業内容ではないところを書いたほうが無難】

上記の通り。深堀りします。

過去の体験と紐付ける

過去の体験を下に志望動機をかけると説得力が増します。そして皆さんがしっかりと自己分析を行っていれば以下の流れをもう既に経ているはずです。

自己分析→軸を決める→業界、企業を選ぶ

つまり、この段階で筆が止まるということはないはず。まだ自己分析を行えていないという方は以下の記事からどうぞ。

>>自己分析のやり方についての記事はこちら

その企業でなければならない理由を書く【事業内容ではないところを書いたほうが無難】

こちらは企業分析をしっかりすることが重要です。

新卒採用での内定辞退は企業側の最大のリスク

つまり、他の企業よりも本当に入りたいと思っているのかを知りたがっています。ですので同業他社と比較して、何が魅力に感じたのかをしっかり書き、その企業に絶対に行きたいというアピールをしましょう。

その際にできれば事業内容以外で差別化すると無難です。

例えば人や、社風

事業内容での差別化はエントリーシートの段階ではそこまでリスクはありませんが、問題は面接(特に最後の方)です。

事業内容に詳しい年次の高い社員の方と、事業内容について議論することになる可能性あり

そこでミスをするとそれまでの選考が水の泡なので、できるだけ主観的な側面から志望動機を考えましょう。

その企業に入って将来的にどのように活躍できるのか【将来の活躍をイメージしてもらう】

こちらで重要なのは以下の点です。

  • 今の自分の強みを将来どのように活かせそうか
  • 今後のキャリアをどう考え、それに向けてどう行動していくか

どちらか一方でも構わないです。文量としては、その企業で働きたい理由で8割、こちらが2割といった感じです。(多くても4~5割に抑えるといいと思います。)

志望動機の具体例

それでは実際に上記のことに留意して書いたエントリーシートの志望動機を紹介します。

不動産ディベロッパー

様々な人と協力しながら形あるものを作りたいからです。私は研究活動を通して、形あるものを周りと協力しながら作ることにやりがいを感じました。その中でも街を作り多くの人への価値提供を実感できるディベロッパーを志望しています。貴社のOGである〇〇さんにお話を伺った際に、ご自身の業務にやりがいをもって働かれていると感じました。私も〇〇さんのように、挑戦する社風を持つ貴社で主体的に事業に取り組み、やりがいを持って業務を遂行したく貴社を志望致します。私がこれまで培った様々な人と協力し意見をまとめ目標に向かう自分の強みは、将来、商業施設開発の際に、ゼネコンやテナントなど様々な人との関わりを持ちながら都市開発を進めていく上で活かされると考えています。貴社でこそ自分の強みを最大限活かし、やりがいを持って働くことができると考え、貴社を志望します。

自動車業界

貴社で働き多くの人に価値を提供したいと考えています。
私は現在の研究室では新薬の開発に取り組んでおり、研究室生活で培った技術を活かして、ものづくりにで社会価値の提供をより多くの人に対して行いたいです。なかでも社会に広く貢献できるという観点から自動車業界に興味を持ちました。貴社は自動車の一端を担う〇〇を主に手掛けており、工業見学の際にその技術力の高さを拝見し、魅力を感じました。〇〇には〜や〜といった性質を与させることができる、アイディアの宝庫であると考えています。将来的には私の強みである発想力を生かして、時代変化に伴う社会のニーズに対応した〇〇を様々な性質を付与することで開発し、人々の暮らしに貢献したいと考えています。上記の理由で貴社を志望し、自己の成長を通じて貴社並びに社会に還元します。

上記の通り。参考にしてみてください。

まとめ

本記事では就活の新卒が書くべき志望動機について解説を行いました。まとめを以下に掲載します。

志望動機で見られること

  • 熱意
  • 将来のキャリアイメージ

志望動機に書くべきこと

  • 過去の体験と紐付ける
  • その企業でなければならない理由を書く【事業内容ではないところを書いたほうが無難】

以上になります。