【就活ガクチカとは】書き方&例文を就活支援をしている僕が解説

JOBHUNT

就活に悩んでいる人「就活の際に書くエントリーシートなんだけど、書き方が分からなくて困っている。エントリーシートで意識すべき点と文章の書き方を教えて欲しい。」

この記事は上記のような悩みをお持ちの大学生に向けた記事になっています。この記事を読むことで、どんな企業にも通過するESの基盤を作ることができます。

本記事ではESの中でも書きづらいとされるガクチカに焦点を当てて説明していきます。

本記事でわかること

  • ガクチカとは
  • 【ガクチカがない人向け】エピソードの見つけ方
  • ガクチカでは何が見られているのか【2つある】
  • ガクチカの書き方【テンプレートが存在する】
  • ガクチカの例文紹介

その前にそもそもエントリーシート(ES)について知りたい方は以下の記事を参考にしてください。この記事を読むことで、まずESの全体像、どんな設問だあるのか、それぞれ何を見られているのかを知ることができます。

>>エントリーシートの各項目についての解説はこちら

本記事の信憑性

僕の経歴と実績はこんな感じですね。

旧帝大理系として入学し4年間座学&研究→同大学院生として研究&就職支援団体に所属(現在)→大手金融機関に就職予定

就職活動では33社(ほとんどが大企業)エントリーし、8割の書類通過率

就活支援団体では数十人ものES添削を行っている

つまり就職活動においてはかなりコミットして頑張ったということです。そんな僕が解説します。

就職活動でよく聞くガクチカとは

そもそもガクチカとはなんでしょうか。就職活動を始めると、ガクチカというワードをよく聞くようになると思います。

ガクチカとは学生時代に力を入れたこと

多くの企業の書類選考において用いられ、面接ではその内容が深掘りされます。なので、ガクチカをきちんと書くことは、実は面接対策にもつながるのです。

ガクチカで見られているのは以下の2つですね。

  • どんな人なのか
  • 論理的な思考や、文章を書く力

あなたを書類である程度判断するために用いられます。その際には上記の2点を主に見られています。特に後者においては、以降で解説するテンプレートに従って書くことで好印象を与えることができます。

ガクチカを最適化する意義が見えてきたでしょうか。以下では、実際にどのように書けばいいのかについてお話していきます。

【ガクチカがない】ガクチカの見つけ方【就活支援する僕が解説】

ガクチカがないと悩む学生は、就活支援をしている感じですと多いです。みなさんガクチカといえばどんなエピソードを思い浮かべますか?

部活動、サークル、アルバイト

このあたりが主なガクチカのエピソードですかね?これはあくまでもガクチカエピソードのほんの一部であることを認識するべきですね。

ガクチカがありません・・・

こんな感じで相談してくる就活生の多くは以下に該当します。

ガクチカがないと思いこんでいる人の特徴

  • ガクチカには部活動での全国出場など、凄いエピソードを書かなければいけないと思っている
  • 皆と違うことを書かないとダメだと思っている【平凡な生活を送っていても書ける】
  • ガクチカは結果をアピールするものだと思っている
  • 自分の学生時代の経験を深堀りしきれていない

上記の通りです。深堀りします。

ガクチカには部活動での全国出場など、凄いエピソードを書かなければいけないと思っている

他の学生のガクチカを参考のためにサイトで調べたりは皆さんするかと思います。例えばワンキャリアさんなどはこれまでの就活生のESを企業別にまとめてありますよね。

そこでのエピソードの多くは部活動、サークル、アルバイト

これは事実です。そのため、ガクチカは「部活動や、サークル、アルバイトなどで書くべき」という考えが頭にあるのでしょう。

そういったサイトに掲載依頼する学生は、そのエピソードにかなりの自信を持っている

つまり、他のエピソードでガクチカを書いている学生は、サイトに掲載はされていないだけでかなりいます。

どうしてそう言い切れるの?

僕の同期や先輩などで他のエピソードをガクチカに書いている人がたくさんいるからです。

そんなエピソードがあるかというと以下の通り。

その他のエピソード

  • 自転車で旅行
  • 勉強
  • 研究
  • 幼少期の習い事
  • 留学生との交流
  • TOEICの点数向上
  • 大学・大学院受験

上記の通り。そして彼らの内定企業は大まかに以下の通り。

  • 大手鉄道会社
  • 大手証券会社
  • 製薬会社
  • ディベロッパー
  • 化学メーカー
  • システムエンジニア
  • 外資コンサル

こんな感じでして、結論はエピソードの派手さは関係ないということになりそうです。

実はこの話は、新卒採用がポテンシャル採用であることを認識していると腑に落ちやすいです。

能力ではなく、姿勢や伸び代を評価してくれる

つまり今までの実績をガクチカで示す必要はないということです。それに取り組む姿勢や考え方が大切ですね。

皆と違うことを書かないとダメだと思っている【平凡な生活を送っていても書ける】

こちらは前述の特徴と少し似ていますが、こちらも結論やる必要はないです。このように考えている人はきっとこう考えてますよね。

人事の方は、たくさんの就活生のESを見ているはず。その中で目にとまるようなガクチカを書かないと埋もれてしまう。。。

こんな感じ。

実は夏・冬インターン選考のとき、僕はこの考えでした

つまり僕はインターン選考の際目立つエピソードを自分の経験から頑張って絞り出して書きました。

結果、書類通過後に面接でことごとく落ちた

この理由は以下の通り。

  • 目立つことを優先に選んだため、書類は通る
  • 結果重視でエピソードを選んでいるため、過程の中身が薄すぎた
  • 面接の深堀りに答えることができない

こんなかんじ。なので逆であれば大丈夫ですね。

頑張ったエピソードを選ぶ→それがたままたま目立つエピソード

これならいいですね。理由は面接でも深堀りに対して対応できるからです。

ガクチカは結果をアピールするものだと思っている

こちらもここまで少し話には上がってきていますね。結果が最重要ではない(結果も少し加味はされますが)理由は以下の通りです。

  • 考え方や姿勢を見ている
  • ガクチカの実績が仕事に直接繋がることは稀

こんな感じです。ただ結果がいらないというわけではありません。

取り組みの後に結果がどうなったかは、課題解決力の判断材料になる

つまり課題解決能力の1つの指標として結果が考慮されることはあるので、最重要ではないですが必須項目です。

自分の学生時代の経験を深堀りしきれていない

さてここまで読んでどう思いましたか?

普通のエピソードを書いている人もいて、それでもガクチカはオッケイなんだね。

こう思っていただけていれば、この自分の学生時代の経験を深堀りし直す気力が湧いてくるはずです。

自分なんて大した経験を積んでこなかったから、過去を振り返る気にもならない。。。

本記事を読むまではそう思っていた就活生の皆さんももう大丈夫です。ここまでの話をもう一度まとめると以下の通り。

  • 派手なエピソードを書く必要はなし
  • 結果は最重要ではない

なので、自分らしさが出たエピソードを過去にさかのぼって探しましょう。

ガクチカエピソードの探し方

ガクチカエピソードの探し方は言葉では簡単です。

過去の経験から自分らしさを出せる&自分で考え動いたエピソードを選ぶ

こんな感じ。このエピソードが思いつかないという場合にどうすればいいのかについて解説します。つまりガクチカエピソードを発見しやすくする方法について解説を行います。

結論は以下のとおりです。

ガクチカエピソードの発見方法

  • 就活を経験した人に過去の自分を深堀りしてもらう【最重要です】
  • 学生時代の時間割合の円グラフを書く

これらについて解説を行います。

就活を経験した人に過去の自分を深堀りしてもらう【最重要です】

これは最強ですね。

自分の体験を客観視する

これがエピソード抽出するには最適化と思います。自分視点では大したことないと思っていたエピソードも他人から見ると、十分あなたらしいエピソードである場合があります。こちらに関しては以下の人達が考えられます。

  • OB・OG
  • 就活支援をしている人

それを就活経験者に行ってもらうことで、ガクチカとして使えるかどうかについても知ることができます。

また就活経験者に自分の話を聞いてもらう際には、そこだけで終わるのは勿体ないです。添削までしてもらいましょう。

上記いずれかで、ガクチカを作り、ブラッシュアップしましょう。

学生時代の時間割合の円グラフを書く

こちらは自分が何に一番時間を割いたかがわかります。

つまり、自分が一番学生時代に注力したであろうことを時間ベースで知ることができます。

例えばこんな感じ

まず学生時代に自分が何をしていたかを大まかにグラフにしてみます。以下の通り。

こちらを文字に起こすと以下の通り。

  • 大学にいる時間が1番長い
  • アルバイトが2番目
  • 趣味のランニングが3番目

つまり大学での出来事に注力している可能性が高いです。

大学での生活の中での時間割合のグラフを作成する

そうするとこんな感じになったとします。

こちらを文字に起こすと以下の通り。

  • 勉強が1番
  • サークルが2番
  • 読書が3番

そうすると勉強について何を頑張ったかを考えると、自分のガクチカのネタを見つけることが出来る可能性が高いです。

上記の方法でガクチカエピソードを発見しましょう。

ガクチカの構成【テンプレートが存在します】

ガクチカの文字数は300~600字が一般的で、中でも僕の受けた企業では400字以内というのが多かったとおもいます。ガクチカの構成割合は以下の通りです。

ガクチカ構成

  • 結論(1割弱)
  • 取り組んだ背景(2割弱)
  • 役割と課題(2.5割)
  • どうやって解決したか(2.5割)
  • 結果と学び(2割)

この構造化は多少人によって違いますが基本だと思います。できてないと読みにくいので徹底しましょう。大事なことは、ガクチカは5の学びから逆算して書くということです。これがすごく重要です。なぜかをここから話します。

ガクチカを書くまでの流れ【少し脱線しますが重要です】

まずはエントリーしたい企業についてしっかりと企業研究を行いましょう。その後これ以降を読んでください。企業研究をガクチカに活かす場合には特に以下の点に注目して企業研究を行うと良いです。

企業はどんな人材を求めているのか

エントリーしたい企業が求める人物像がわかったら次はいよいよESを書きます。

企業側は、ガクチカでなにを見たいのでしょうか?5の学びから見たいのは、この人はこの学生時代の取り組みから、どんな人間になったのか。またその特性をこの企業で活かせそうか?ということだと思います。

なので先ほどの話に戻りますが、企業の特性にあったESを書くことが重要なわけです。ちなみに僕の場合、ガクチカは4つ持っていました。企業がどんな人を欲しがるかを考えてガクチカを変えていました。これは嘘をつくということではなく、1人の人間が持っている特徴のどこを売りにするかを変えていたということです。

ガクチカの内容例

  • 【ディベロッパー業界】不動産ディベロッパーは他の業界(イメージしやすいところだと建物を建てる人とか施設に入れるユニクロとか)との関わりを持つのでいろんな人と関わりながら何かをした経験
  • 【金融をはじめとした営業】粘り強さをアピールできる経験
  • 【コンサルティング業界】俯瞰して物事を捉え、課題を洗い出して適切な解決策に取り組んだ経験

ガクチカは大前提として成果をひけらかすものではないため結果に固執せず内容を選んだ方がどちらかというとお勧めです。

ガクチカの書き方をここから徹底解説します

ではここから、ガクチカの構成それぞれのセグメント別での話です。もう一度再掲すると、ガクチカ の構成はこんな感じでしたね。

ガクチカ構成

  • 結論(1割弱)
  • 取り組んだ背景(2割弱)
  • 役割と課題(2.5割)
  • どうやって解決したか(2.5割)
  • 結果と学び(2割)

結論

結論ファーストが基本です。これは面接にも言えることですが、まず聞かれていることに対しての回答を述べた後に理由などを説明していきます。加えて当然のことなのですが、結論は質問に沿う形にしましょう。ここは基本です。

背景

この背景、つまり思いが実は結構重要です。これは仕事のモチベーションにつながっていて、どんな時にやる気が出るんだろうということを見られています。つまり企業で働くあなたのインセンティブは何かということです。ここで特に重要なのは、以下の2点になります。

重要な点

  • 性格診断との乖離を避ける
  • 含みを持たせる

性格診断との乖離を避ける

ここは性格診断との乖離がないように注意することです。性格診断、どこの企業も大体あります性格診断でも、自分はどういう人間で、何が好きなのかを分析されます。その結果と、なぜ取り組もうと思ったか。そこに解離がないようにしてください。

どうすればいいかというと、ガクチカ、性格診断で嘘をつかなければ大丈夫です。

含みを持たせる

またここでもう一つ重要なのは含みを持たせるのが効果的だということです。

背景は確かに重要です。しかしあくまで導入なので、文字数を使いすぎないようにしましょう。ここは、簡潔に書いて含みを持たせ、面接官からのツッコミまちをするのが強いです。

それにより文字数の節約質問を誘導し、事前に適切な答えでの返答が可能になります。

役割と課題

ここで注目される点は以下の3つです。

注目すべき点

  • どんな役割を担うことが多いのか
  • どんな特徴からその役割についているのか
  • どの程度の線引きで問題意識を感じているのか

ここも性格診断との乖離は絶対にダメです。ここで重要なのは、数字を出せるなら出すことです。例えば参加者が2割減ったので、減少分を補填するために次の試作を試みたみたいな感じです。定量性を持たせる(数字を使う)ことで、相手にイメージをさせやすくし、印象に残るESにできます。

解決策

見られているのは、以下の2つです。

解決策で見られていること

  • 解決策と原因がきちんと紐づいているのかどうか
  • 何に問題意識を持つのか、どんな解決策をとるのか

解決策と原因がしっかりと紐づいているのかどうか

ここは数字を意識した方がいいです。

  • ×ビラ配りを行い集客しました。
  • ○ビラに目を通してくださる割合はおよそ 〇〇%であることが知られており、〇〇人の集客を考え〇〇枚のビラを配布しました。

問題意識を持つ観点とどのような解決策を実行するのか

これはコミュニティの中での衝突をどう解決するかを見ています。例えば話し合いによって、意見を生み出していくのか。まず自分の意見を述べて、周りの意見を取り入れ最適化していくのか…etc。ここではなんでそれを問題に思ったの?みたいなツッコミが多いです。あとは解決策を実行するときの意見の衝突をどうやって解消したかを面接では深掘りされます。

結局、解決にどうやって向かっていくか、解決できたのかを見られています。

結果と学び

結果は数字を意識します。学びは冒頭述べたように企業に向けた自分のアピールです。この経験から何を学んで、その後は何を意識しているのか。その結果自分はどう変わって、企業ではどのように活かせるか。(それがなぜその企業なのかは、志望動機の箇所に書くので場合によっては不要です)

実際にガクチカの例文を紹介します

最後に300字のガクチカ(研究)を紹介します。

研究です。私は形あるものを作ることに意義を感じ研究に取り組みました。研究で自分の予想に反した結果が得られ、研究が計画より3ヶ月遅れる課題が発生しました。まずその原因を考えたところ、自分の知識不足からリスク管理が甘く、PDCAサイクルの遅延が生じていることがわかりました。そこで私は本課題を解決するため研究室の同期4人と共同で研究を行いました。本取り組みが、(1)綿密にリスク管理された研究計画の作成と(2)相互の学力向上につながり3ヶ月分の遅延を解消しました。この経験から、周りを巻き込むことで自己の成長と課題解決が行えることを実感しました。そこで今後の研究や仕事は他者を巻き込みながら課題を解決していきます。(298字)

こちらは添削した後のガクチカになります。以下の記事ではガクチカ添削前とその問題点もともに掲載していますので参考にしていただければと思います。

>>ガクチカ300字/400字を書いた記事はこちら

まとめ

いかがでしたか。今回は就職活動において頻出のガクチカを一緒に学んでいきました。

ガクチカがないと思いこんでいる人の特徴

  • ガクチカには部活動での全国出場など、凄いエピソードを書かなければいけないと思っている
  • 皆と違うことを書かないとダメだと思っている【平凡な生活を送っていても書ける】
  • ガクチカは結果をアピールするものだと思っている
  • 自分の学生時代の経験を深堀りしきれていない

ガクチカエピソードの発見方法

  • 就活を経験した人に過去の自分を深堀りしてもらう【最重要です】
  • 学生時代の時間割合の円グラフを書く

ガクチカ構成

  • 結論(1割弱)
  • 取り組んだ背景(2割弱)
  • 役割と課題(2.5割)
  • どうやって解決したか(2.5割)
  • 結果と学び(2割)

それでは今回の記事はここまでになります。ご覧いただきまして誠に有り難うございました。