大学院入試に必要なTOEICの点数の目安【TOEIC790点の僕が解説】

大学院入試に必要なTOEICの点数の目安を知りたい人「最近、大学院入試にTOEICの点数が必要って聞いたんだけど、実際のところ何点で合格できるの?今の点数から合格点に行くために何をしなきゃいけないの?」
こういった疑問に答えます。
本記事でわかること
- 大学院入試に必要なTOEICの点数【結論:600あれば余裕】
- 合格点に達するまでにするべきこと3つ
- 点数を伸ばすチート級の方法【試験まで3ヶ月未満の方へ】
本記事の信憑性
僕は現在、旧帝大の大学院2年生。以下の2つの信憑性を明らかにしておきます。
②合格点までの道のりを知っている理由
理由はこちら。
②実際に自分が240点UPさせた。【550→790】
実際のTOEICの点数がこんな感じ。

上記の通り。こんな僕が解説します。
大学院入試に必要なTOEICの点数の目安

いきなり結論ですが、大学院入試に必要なのは
です。理由は以下の2点。
- 理由① : 京都大学院の基準スコアが600点
- 理由② : 僕の友達の数人は500点で合格
上記の通り。順番に解説します。
理由① : 京都大学院の基準スコアが600点
みなさんご存知の京都大学院は基準スコアを600点に設定しています。なので、東京大学院や英語学科専攻を受ける方以外は600点を上回ればいいかと。
上記の情報はTOEICの公式ホームページに記載されています。そちらのサイトから主要大学の基準スコアを以下にまとめました。
英語試験の種類と基準
大学院名 | 基準スコア |
北海道大学 |
L&R(基準スコアなし) S&W(基準スコアなし) L&R+S&W:基準スコアなし |
東北大学院 (一部例外あり) |
L&R(基準スコアなし) S&W(基準スコアなし) L&R+S&W:基準スコアなし |
東京大学院 |
L&R(基準スコアなし) S&W(基準スコアなし) L&R+S&W:基準スコアなし |
名古屋大学院 | 記載なし |
京都大学院 | L&R600または800(学部による) |
大阪大学院 |
L&R(基準スコアなし) S&W(基準スコアなし) L&R+S&W:基準スコアなし |
九州大学院 (一部例外あり) |
L&R(基準スコアなし) S&W(基準スコアなし) L&R+S&W:基準スコアなし |
早稲田大学院 |
L&R(基準スコアなし) S&W(基準スコアなし) L&R+S&W:基準スコアなし |
慶應義塾大学院 | 記載なし |
一橋大学院 | 記載なし |
こちらの表は以下の記事に基づいて作成しています。ですので、主要大学院以外の英語試験について詳しく知りたい方は下記のリンクから見てください。
»TOEIC® Program 大学の入学試験における活用状況-2020年度-の記事はこちら
上記のデータから以下の2点がわかります。
②京都大学院の基準スコアは600点
つまりどういうことかと言うと、
ただし東京大学院や英語専攻になると話は変わってくると思います。こちらについての詳しい解説は以下の記事を参考にしてください。
理由② : 僕の友達の数人は500点で合格
僕は現在旧帝大学の院生2年。そんな僕の友達の中にはTOEIC500点で院試を合格している人もいます。その人は専攻科目の点数がよかったです。
この事実から言えることは
②専門科目との合計点で院試の結果が決まることが多い
上記の通り。つまり、TOEICの点数一つが大切なわけではなく、専門科目との合計点が非常に重要になります。ということは
英語で落とされないよう安心した人
上記の人は積極的にTOEIC600点を目指しましょう。
TOEIC600点までの勉強内容
実際に何をすればいいかというと、以下の3つ
- 優先順位① : 単語の勉強
- 優先順位② : リスニングの勉強
- 優先順位③ : 長文の勉強
上記の通り。その際に大前提として以下のことを抑えることが重要。
TOEICの点数はリスニングが1番伸ばしやすい。
※人間は「読む能力」よりも「聞く能力」の方がつきやすいです。赤ちゃんが「書く」よりも先に「しゃべる」というのが根拠。
順番にどのような勉強をどれくらい行えばいいかを解説していきます。ちなみに毎日30分以上勉強することが大前提です。
優先順位① : 単語の勉強
こんな感じで勉強してください。
勉強方法 | 勉強時間 | 使用する教材 |
聴きながら発音・記述 | 50% | 金のフレーズ |
上記の通り。
勉強方法 : 聴きながら発音・記述
単語は聴きながら覚えるのが大切です。理由はリスニング対策です。
リスニング力をつけるためにはある単語がどのように聞こえるのかを覚える必要があるからです。
勉強時間 : 50%
単語力がないとどんな勉強をしても意味がありません。ですので、勉強時間の半分をかけてもいいかと。
使用する教材 : 金のフレーズ
「金のフレーズ」は最強の単語帳です。理由としては、
本当にテストに出る単語が載っている(驚くくらい)
上記の理由でこの単語帳は最強です。逆に言うと「金のフレーズ」を買わないとTOEICの単語対策は無駄に時間がかかる感じです。
僕はこの単語帳のみを毎日30分1ヶ月間勉強しただけで150点くらいあっという間に伸びました。料金1000円弱で150点はコスパ最強かって感じですね。
優先順位② : リスニングの勉強
再度確認ですが、以下のことを頭に入れてください。
①TOEICの点数はリスニングが1番伸ばしやすい。
※人間は「読む能力」よりも「聞く能力」の方がつきやすいです。赤ちゃんが「書く」よりも先に「しゃべる」というのが根拠。
上記のことを押さえた上で、以下のように勉強してください。
勉強方法 | 勉強時間 | 使用する教材 |
模試を解いて復習しまくる | 40% | TOEICの模試の教材 |
上記の通り。順番にどのような勉強をどれくらい行えばいいかを解説していきます。
勉強方法 : 模試を解いて復習しまくる
TOEICのリスニングの力を伸ばすためには適切な復習が1番効果があります。実際の勉強の流れはこんな感じ。
Part1を解く
復習
Part2を解く
復習
Part3を解く
復習
Part4を解く
復習
Part3,Part4は復習の量が多いので「それぞれ4つくらいに分割」するのをおすすめします。
復習では以下のことをしてください。
①問題文、回答文の意味をすべて把握
②問題文、回答文を5回くりかえし読む
③リスニングしながら同じスピードで読む(問題文、回答文を見ながら)
②をするときには、意味を頭の中でとらえながら行ってください。最初の10時間くらいは0.9や0.8倍速で行うのがおすすめ。
勉強時間 : 40%
リスニングは重要度が高いため勉強時間の40%を使いましょう。
使用する教材 : TOEICの模試の教材
TOEICの模試の教材ならなんでもよさげ。書いてあることはどれも同じです。
僕が使っていたのは「TOEIC L&R でる模試 リスニング700問」です。
結論、どの模試の教材を使っても全く同じです。僕が上記の教材を購入したのは、金額/問題数が1番安かったからという単純な理由。一応、リンクのせときます。リンク先には唯一この教材のクチコミが掲載されているのでクチコミを確認するのがおすすめです。
優先順位③ : 長文の勉強
長文の勉強はしなくてもいいです。
勉強時間を1週間に10時間以上とれるなら1時間くらいやってもいいかも
理由は長文の点数は50時間以上ほど勉強しないと伸びないから。一応勉強する意志がある方向けに解説。
勉強方法 | 勉強時間 | 使用する教材 |
模試を解いて技術をつける | 10% | TOEICの模試の教材 |
勉強方法 : 模試を解いて技術をつける
長文の点数を効率的に上げるには、技術をつけることが大切。
おすすめ技術 : 最初の1,2問だけ解く。3問目以降は適当にマーク。
これがおすすめ。1,2問目は長文の半分を読めば解けるようになっています。実際、3問目以降は難易度が高く、正解するのは僕でも難しい。
勉強時間 : 10%
長文の勉強はしなくてもいいです。時間が1週間に10時間以上取れる方は勉強しましょう。
使用する教材 : TOEICの模試の教材
リスニングと同じでどの教材を使っても同じです。書いてあることは同じなので。
TOEICの点数を伸ばすチート級の方法を教えます
最後に試験まで3ヶ月をきっている方のみに、TOEICの点数を伸ばすチート級の方法をこそっと教えます。
それが、スタディサプリのパーソナルコーチプランというものです。
・定期的な音声通話のサポート
・3ヶ月で200点UPするあなただけの学習プラン作成
これは、TOEICのリーディングスコアを半分強制的にUPさせてくれる最後の手段みたいなものです。デメリットとしては
・試験後に勉強をやめるとすぐに点数が落ちる
・2〜3ヶ月はすくなくとも毎日1時間以上の勉強時間の確保を求められる
これらのデメリットを受け入れられる方じゃないと無理だと思います。上のデメリットを受け入れられて自分はできると思う方のみ申し込んでください。
>>TOEIC3ヵ月以内に200点以上UP!スタディサプリENGLISHの申し込みはこちら
まとめ
いかがでしたか。再掲になりますが、大学院入試に必要な点数がこちら。
そして、600点を達成する勉強のコツは以下の2点です。
- 勉強のコツ① : できるだけ短期間で
- 勉強のコツ② : 模試をたくさん解く
上記の通り。何を勉強すればいいかというと
- 優先順位① : 単語の勉強
- 優先順位② : リスニングの勉強
- 優先順位③ : 長文の勉強
上記の3つでした。