社会人でも大学院に行ける!?【現役の大学院生が解説】

社会人で大学院に行くか悩んでいる人「今社会人なんだけど、大学院に行くか悩んでいる。社会人から大学院に行くにはどんな方法があるのかを教えて欲しい。また普通の大学院入試と形式が違うのかについても教えて欲しい。」
こういった疑問に答えます。
本記事でわかること
- 社会人が大学院に行く方法【3つある】
- 社会人入試をする際の形式
社会人が大学院に行く方法【3つある】

本記事では社会人が大学院に行く方法について解説を行います。結論以下の3つがあります。
社会人が大学院に行く方法
- 会社の制度を利用する
- 夜間・通信制の大学院に通う
- 会社を辞めて大学院に入学し直す
上記のとおり。それぞれを深掘りします。
会社の制度を利用する
いわゆる社会人ドクター
会社に勤めながら会社の許可を得て、博士課程を取得する制度です。こちらに関しては条件がいろいろ揃っている場合でないと難しいので、以下に列挙しておきます。
- 修士課程ではなく、博士課程の取得が目的
- 月に数回、大学院に行く必要あり
- 費用は個人持ちの場合がある【会社によっては会社負担のところも】
- 大学院入試がある
こんな感じです。社会人として会社で働きながら、頻度は少なくとも大学院にリソースを割く必要があるということですね。
大学院入試前に審査がある場合ありです
「修士」の学位をすでに取得しているのであればスキップされることが多いのですが、例えば学部卒などですと出願にあたって実績評価書類の提出が必要な場合も多いです。
つまり、学生時代の修士課程及び会社での実績によって、大学院入試を受ける資格があるかどうかを判断されるということですね。
また社会人ドクターには以下のメリットがあります。
社会人ドクターのメリット
- 大学内の実験装置を使用できる
- 知見が広がる
- 低頻度なので会社への影響が比較的少ない
こんな感じです。以下を参考に作成。
社会人ドクターとはより
夜間・通信制の大学院に通う
続いては夜間・通信制の大学院についてです。こちらの特徴としては以下です。
通信制大学院の特徴
- 空き時間に学ぶことができる
- 学位の取得が可能
ですのでこんな感じの人におすすめですね。
おすすめの人
- 職場での勤務時間が通常大学院の時間とかぶる
- 近くにいきたい大学院がない
こちらに関しては別記事で詳しく解説しています。なので、もし興味があれば以下から参照してください。
»【大学院】夜間/通信大学院に社会人が通うのはどうなの?についての記事はこちら
会社を辞めて大学院に入学し直す
こちらについてはこんな感じの人におすすめです。
おすすめの人
- 時間が働きながらだと足りない
- 会社からの許可が出ない
- もう一度真剣に学びたい
ただ結論としては、こちらは最終手段かと思います。現在では、文科省も社会人が大学院へ通うやすいようにリモート講義などを積極敵に取り入れようとしています。なので本当に学びたい分野であれば、通信大学院&独学とかで十分だと思います。
大学院入試の形式
さて上記いずれにおいても、鬼門になるのが大学院入試です。科目や時期などはこんな感じ。
社会人入試
出願・書類提出(6月)→本試験【専門科目筆記・面接】(9月)
上記のとおり。筆記試験や面接もありますので、しっかりとした対策が必要になります。こちらに関しては以下の記事でより詳しく解説を行っています。
»【大学院に行くには】進学/入試方法を現役旧帝大学院生が解説はこちら
まとめ
いかがでしたか。今回は社会人の大学院進学についての記事を書きました。重要な点を再掲すると以下です。
社会人が大学院に行く方法
- 会社の制度を利用する
- 夜間・通信制の大学院に通う
- 会社を辞めて大学院に入学し直す
社会人入試
出願・書類提出(6月)→本試験【専門科目筆記・面接】(9月)
本記事は以上になります。ここまでご覧いただきましてありがとうございました。
また今回の記事をはじめとした大学院に関する記事はこちらの【大学院とは】入試から生活までを現役旧帝大学院生が網羅的に解説した記事にまとめられています。大学院入試から大学院生活のことまで網羅的に記事を展開していますので、気になる方はご覧ください。